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窪田ゼミの卒業研究発表が学会関東支部の奨励賞受賞

 12月2日(土)に日本人間工学会関東支部の第53回大会が東京都立大学日野キャンパスで開催され、同大会で行われた第29回卒業研究発表会にて、小田原保健医療学部作業療法学科の窪田聡准教授のゼミ(代表発表者:府川結良さん)に奨励賞が贈られました。
 日本人間工学会は人間にとって生活しやすい環境・働きやすい環境を探究する研究者が集まる学会で、工学、医学、薬学、看護、リハビリテーション、体育科学、情報科学分野の研究者で構成されています。同学会の関東支部大会では、毎年卒業研究の発表会も開催されています。窪田ゼミでは、4年次生が取り組んだ卒業研究の成果を発表しました。今回の卒業研究発表会では、関東地区の11大学、39チームが発表し、成果を競いました。
 この中で、本学窪田ゼミが発表した題目は「温度と飲水量の違いが飲水時の血圧上昇に及ぼす影響」で、これは起立性低血圧に対して飲水で対処することを目指した研究です。
 ゼミ生は、温水と血圧上昇の関係を調べ、実験の結果、約48度の温水では、100mlを飲めば10mmHgを超える血圧上昇が得られることがわかり、この結果をまとめて発表しました。
 会場では活発な議論が行われ、発表終了後に質問にお越しになった方もいらっしゃいました。

  • 受賞後の集合写真