平成30年度第1回「開放授業」が行われました。
当日の講義テーマは「日本の社会保障制度のこれまでとこれから~高齢者介護を中心に~」として国際医療福祉大学大学院教授(副大学院長)、一般社団法人医療介護福祉政策研究フォーラム理事長の中村秀一先生より我が国の社会保障制度の現状、老人福祉の歩み、人口の高齢化に伴う「介護」について詳しい内容の説明・解説をしていただきました。特に元厚生労働省老健局長、内閣官房社会保障改革担当室長、社会保険診療報酬支払基金理事長の経験から介護保険制度のことや地域包括ケアに係る「社会保障と税の一体改革」のことについて現状と今後の課題についても専門的な視野で詳しい内容の解説がありました。
参加されたかたからは「看護師になるためにこのようなことも学んでいるのですね」、「身近に介護の対象となる家族がいるので参考になりました」といった感想があり、医療系の大学の講義を身近に感じていただき、またご自身の学びとしても良い機会となりました。
次回(第2回)は12月21日(金)「教育学」の中で「ソーシャルメディア時代のリスクとスキル」をテーマにメディア・リテラシー教育の観点から考察する講義を行います。
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